楽天銀行はやめた方がいいという声を聞くと不安になる人もいるでしょう。
実店舗がないことやサービスの改悪があることなどデメリットがあるのは事実です。
しかし、ATMを24時間利用できることや楽天銀行間で手数料がかからないことなどメリットも豊富にあります。
この記事では、楽天銀行のデメリットやメリット、おすすめする人について実際に楽天銀行を使用している筆者が解説をしました。
楽天銀行の開設を悩んでいる人は、ぜひこの記事を参考に楽天銀行をお得に活用してください。
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楽天銀行はやめた方がいい?3つのデメリット
ここでは、楽天銀行はやめた方がいいといわれる3つのデメリットについて解説をします。
楽天銀行のデメリットは以下の3つです。
- 実店舗がない
- 手数料無料の条件が厳しい
- ポイントや金利の改悪が多い
実店舗がない
ネット銀行であるため実店舗がありません。
手続きやトラブルの際に、店頭で直接サポートを受けたい人やパソコンの操作が苦手な人にはデメリットに感じられるでしょう。
しかし、楽天銀行では以下の方法で問い合わせが可能です。
- カスタマーセンターへの連絡
- チャットでの問い合わせ
- メールでの問い合わせ
とくに、チャットの場合、オペレーターと直接やり取りができるだけでなく、24時間対応可能なAIチャットも導入しています。
そのため、ちょっとした疑問や質問内容であれば、すぐに解決ができるでしょう。
手数料無料の条件が厳しい
楽天銀行の会員ステージによっては、手数料無料の条件に当てはまらない可能性があります。
最も低いランクである「アドバンスト」でも残高が10万円以上もしくは5件以上の取引であるため、他行よりも手数料無料の条件が厳しい場合がほとんどです。
しかし、メインバンクとして給与や賞与の受取口座に指定する場合は、他行への振り込みを月3回まで無料で利用できます。
また、会員ステージに応じて楽天ポイントの獲得倍率も上がるため、楽天サービスを利用する機会が多い人はお得に利用ができるでしょう。
ポイントや金利の改悪が多い
現状のポイント付与率や金利が今後改訂される可能性も少なくありません。
たとえば、2022年4月には金利が0.1%だったのが、残高300万円を超える分の金利が0.04%になっています。
ほかにも、楽天カードの引き落とし口座を楽天銀行に指定しているとポイントが1倍だったのが、0.5倍に改悪されました。
しかし、金利の制限に関しては、複数の銀行を利用すれば解決できるため、必ずしもお得に利用できないとは限りません。
楽天銀行はやめた方がいいは嘘?3つのメリット
ここでは、楽天銀行を利用するメリットについて解説をします。メリットは以下のとおりです。
- コンビニATMで24時間365日利用可能
- 楽天銀行間の振込手数料無料
- スマホアプリで振込可能
コンビニATMで24時間365日利用可能
楽天銀行は多くの企業と提携を行なっているため、全国で約10万台のATMから利用が可能です。
セブン銀行やローソン銀行などのコンビニATMでも利用できるため、忙しい人でも24時間入金や引き出しができます。
大手のメガバンクよりも利用できるATMの数は多いため、急に現金が必要になった場合でも即座に対応できるでしょう。
楽天銀行間の振込手数料無料
楽天銀行間は振込手数料が無料であるため、振込手数料の負担を減らせます。
たとえば、家族間で楽天銀行を開設すれば、仕送りや生活費などを負担なく振込が可能です。
子供用の口座も開設できるため、お祝い金やお年玉なども親の口座にまとめて振り込んでもらえれば、兄弟姉妹がいても手数料の負担を減らして振込ができるでしょう。
スマホアプリで振込可能
楽天銀行は、アプリで振込や残高照会が可能です。
銀行に行く時間が取れない人や子連れで銀行に行くのに抵抗がある人は、楽天銀行のアプリを利用すれば24時間どこでも振込や送金が行えます。
対応機種であれば生体認証も利用できるため、セキュリティも安心です。
楽天銀行をおすすめする人
ここでは、楽天銀行をおすすめする人について解説をします。
以下に該当する人は、楽天銀行をお得に利用できる傾向にあるためおすすめです。
- 預金残高が10万円以上300万円以下の人
- 家族で楽天銀行を利用している人
- 他の楽天グループのサービスを利用している人
預金残高が10万円以上300万円以下の人
楽天銀行の手数料が無料になる最低条件は、残高10万円以上であることです。
また、2022年4月の改訂で残高が300万円を超えた分の金利は0.04%になってしまうため、10万円以上300万円以下の人はお得に利用ができます。
しかし、300万円以上の預金がある人でも、複数の銀行を使い分けることで通常の0.1%の金利で利用できる可能性もあるため、検討してみましょう。
楽天銀行の金利は楽天証券と連携すれば0.1%と他行よりも優遇されている傾向にあるため、10万円以上300万円以下の範囲内の人にはおすすめです。
家族で楽天銀行を利用している人
楽天銀行間は振込手数料がかからないため、家族で利用している人におすすめします。
一般的な銀行の場合、同じ銀行内でも振込手数料が必要な場合がほとんどです。
しかし、楽天銀行なら名義や支店に関わらず振込手数料がかかりません。
そのため、仕送りや生活費の振込などを手数料の負担なく行えるでしょう。
他の楽天グループのサービスを利用している人
楽天証券や楽天カードなどのほかのサービスも利用している人はポイントの獲得倍率が上がる場合がほとんどです。
また、楽天証券と連携するマネーブリッジに申し込みをすることで年0.1%の金利で利用可能なため、メガバングよりもお得に利用できる傾向にあります。
加えて、給与や賞与の受取口座に楽天銀行を指定すれば、ポイントも貯まりやすく、他行への振込も月3回まで無料で行えるためお得に利用できるでしょう。
楽天ポイントを活用している人は、ぜひ楽天銀行も開設してみてください。
楽天銀行はやめた方がいいって本当?3つのメリットとデメリットを解説のまとめ
ここまで、楽天銀行のデメリットとメリットについて解説をしました。
楽天銀行には、実店舗がないことやサービスの改悪が続いていることなどでやめた方がいいという意見が少なくありません。
しかし、ATMを24時間利用できることや楽天銀行間で振込手数料がかからないことなど豊富にメリットもあります。
とくに、他の楽天グループのサービスを利用している人はポイントの獲得倍率が上がり、お得に利用できる場合がほとんどです。
楽天銀行の開設に悩んでいる人は、ぜひこの記事を参考に、楽天銀行をお得に活用してみてください。
ライター名:かなふく
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