「ストックフォトなら撮った写真を売ってお金がもらえると聞いたけど、始め方を知りたいな」
「初心者におすすめのストックフォトサイトは?」
そんな考えをお持ちではないですか?
ストックフォトは、自分で撮影した写真さえあれば始めることができます。
写真撮影が趣味な人や、普段から風景や料理などをよく撮影している人には特におすすめです。
ストックフォトサイトの中には、国内だけでなく海外に向けても販売できるサイトやスマホで撮影した写真をSNSに投稿するかのように販売できるサイトもあります。
この記事では、ストックフォトの始め方とおすすめのストックフォトサイトを解説します。
ぜひ最後までお読みください。
ストックフォトの始め方3ステップ
ストックフォトは、個人で写真の販売ができるサービスをいいます。
スマホを含めたカメラさえあれば誰でも始められます。
ストックフォトは
- 自分のペースで写真撮影、販売ができる
- 場所にとらわれずに作業ができる
- 匿名(クリエイター名)で販売できる
などの理由から副業としてもおすすめです。
ここでは、ストックフォトの始め方3ステップを解説していきます。
ストックフォトの始め方ステップ①:ストックフォトにクリエイター登録
ストックフォトサイトで写真を販売するために、クリエイター登録をします。
登録は基本、無料ですが、個人情報の入力と本人確認書類の提出が必要です。
入力した内容と本人確認書類の審査が通れば、クリエイター登録が完了し、写真の販売ができるようになります。
審査の期間は、最長でも1週間ほどです。
ストックフォトの始め方ステップ②:販売する写真を用意
ストックフォトサイトにアップロードする写真を用意します。
アップロードできる写真については、ストックフォトサイトごとにルールが決められています。
ルールは、以下のとおりです。
- 画像形式(JPEGのみアップロード可能など)
- 画像容量(1枚20MBまでなど)
- 画像サイズ(長辺640px以上など)
ストックフォトの始め方ステップ③:写真をアップロード
クリエイター登録を済ませ、写真を用意したら、ストックフォトサイトに写真をアップロードします。
アップロードの際にはタイトルとタグの設定が必要です。
写真タイトルは、写真内容のイメージに合ったキーワードを入れると、どんな写真なのかが分かりやすくなります。
写真を説明するキーワードの役割を持つのが、写真タグです。
いつ、どこで、なにをといった基本情報だけではなく
- 喜怒哀楽の感情(表情やジェスチャーなど)
- 春夏秋冬がわかる季節感(夏祭りやクリスマスなど)
などが連想できるキーワードを入れることで、検索されやすくなります。
写真タグは、タイトル同様に写真を見つけてもらうための非常に重要な要素です。
できる限り多く設定することをおすすめします。
ストックフォトサイトでは、アップロードしても写真審査をクリアできないと売り出すことができません。
写真審査の内容としてはピンぼけやブレの有無などがありますが、一番大事なのは他者の権利を侵害していないことです。
商業施設や私有地などが写った写真では、所有者や権利者からの許可が必要となります。
特定できる個人が写っている場合は、被写体から許可が必要です。
写真をアップロードする前には、タイトルやタグだけではなく権利関係についても確認することをおすすめします。
ストックフォトの始め方:おすすめサイト5選
ストックフォトは国内外合わせると10以上のサイトがありますが、人によって選ぶ基準は異なるでしょう。
ここでは、5つのおすすめサイトを紹介していきます。
【比較表】おすすめサイト5選
おすすめサイト5選を表で紹介します。
紹介するサイト全てが
- クリエイター登録無料
- スマホで撮影した写真もアップロード可能
- 海外販売可能
となっています。
サービス名 | photoAC(写真AC) | PIXTA | Adobe Stock | shutterstock | Snapmart |
報酬 | 3.25円/枚~ | 29.7円/枚~ | 33円/枚~ | 14円/枚~ | 99円/枚~ |
スマホアプリ | × | 〇 (iOS版のみ) | × | 〇 | 〇 |
日本語で 完結するか | 〇 | 〇 | 〇 | × (登録作業などは英語) | 〇 |
※報酬は変動する場合があります
おすすめサイト①:photoAC(写真AC)
(画像引用元:photoAC)
「photoAC(写真AC)」は、利用者もダウンロード数も多く、初心者におすすめなストックフォトサイトです。
会員登録は必要ですが、利用者は無料でダウンロードできます。
無料ということでダウンロードされやすい環境にあることから、初心者でも写真が売れやすいといえます。
報酬額は3.25円/1枚~です。
写真審査は比較的緩めです。
ほかのストックフォトサイトでは通らなかった写真でも、photoACは通過しやすい傾向にあります。
photoACには、大きなデメリットがあります。
利用規約において「写真をアップロードした時点で一切の著作権をphotoACに譲渡する」と定められている点です。
photoACに写真をアップロードしたら、ほかのストックフォトサイトには登録できないため注意が必要です。
おすすめサイト②:PIXTA
(画像引用元:PIXTA)
「PIXTA」は、日本最大のストックフォトサイトです。
日本最大ということで、利用者も多く売れやすいといえます。
報酬額は29.7円/1枚~です。
PIXTAは、月ごとにアップロード制限があります。
アップロード制限は一定ではなく、審査の通過率や販売枚数などに応じて徐々に上限枚数が増えていく仕組みです。
写真審査は厳しい傾向があり、結果が出るまで時間がかかります。
審査期間は、1ヶ月ほどです。
ほかのストックフォトサイトですと、長くても1週間ほどあれば結果が出ます。
審査期間の長さには注意が必要です。
おすすめサイト③:Adobe Stock
(画像引用元:Adobe Stock)
Photoshopなどで有名なAdobeが運営している世界最大規模のストックフォトサイトが「Adobe Stock」です。
Adobe Stockは海外サービスですが、基本的には日本語で完結します。
報酬額は33円/1枚~とストックフォトサイトの中でも高単価です。
写真審査は緩めの傾向があります。
しかしながら、写真内に企業のロゴやブランド名など権利関係に絡んだものが写っていると審査が厳しくなるため注意が必要です。
審査期間は、短くても2日ほどで長くても1週間程度です。
おすすめサイト④:shutterstock
(画像引用元:shutterstock)
「shutterstock」も海外サービスです。
写真の販売価格が比較的安いということで、利用者が多く売れやすい傾向にあります。
shutterstockの注意点は、クリエイター登録や写真アップロード時のタイトル、タグ付けなどの際には英語が必要なところです。
報酬額は、14円/1枚~です。
写真審査は厳しい傾向があります。
審査期間は短く、アップロードして数分で審査結果が出ることもあり、長くても当日中には結果が出ます。
ほかのストックフォトサイトと比べると、審査期間が短いことがshutterstockの特長です。
おすすめサイト⑤:Snapmart
(画像引用元:Snapmart)
「Snapmart」は、スマホでの操作に強く、写真のアップロードもスマホからできます。
スマホで撮影した写真をSNSに投稿するかのように販売できるため、普段からスマホで写真を撮ることが趣味の人にはおすすめです。
報酬額は、99円/1枚~と高単価です。
写真審査は緩く、審査期間も短い傾向にあります。
まとめ
ここまでストックフォトの始め方と5つのおすすめサイトを解説しました。
写真撮影が趣味の人や、普段から風景や料理などをよく撮影している人にとってストックフォトは相性がよいといえます。
ストックフォトはスマホを含めたカメラさえあれば誰でも始められるため、副業としてもおすすめです。
この記事を参考に、ストックフォトを始めてみてはいかがでしょうか。
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