日本企業の時価総額ランキングは、時代の流れや、産業構造の変化などで序列が目まぐるしく入れ替わります。
そのような中で常にトップであり続けているのが、本日紹介するトヨタ自動車です。
そんなトヨタ自動車は世界販売台数が4年連続世界一と、まさに日本を代表する生産業です。
これを見れば、トヨタ自動車の配当金や配当利回りはもちろんのこと、今後、トヨタ株を購入しようとする際の参考になるでしょう。
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1.トヨタ自動車について
まずはトヨタ自動車について紹介します。
トヨタ自動車のビジョン
2024年1月30日にトヨタグループビジョンが発表されました。
(出典:トヨタイムズ)
「苦労する母親を少しでもラクにしたい」その一心で、豊田佐吉が、1890年、「豊田式木製人力織機」を発明しました。
誰かを思い、学び、技を磨き、モノをつくり、人を笑顔にする、発明への情熱と姿勢こそ、トヨタグループの原点です。
そんなトヨタの原点と、トヨタが大切にしているモノづくりの精神がよく表現されたビジョンだと思います。
トヨタ自動車の財務状況
投資の際には株価や配当金の額だけでなく、会社の財務状況が良好かどうかも確認することをおすすめします。
しかし、財務状況といってもいろいろな指標がありますので、どれをみればよいかわからないという方は、まずはこちらの指標を見ることをおすすめします。
PER=株価÷1株あたりの当期純利益(EPS)
1株あたり、純利益の何倍買われているかを表す指標のことです。
利益に対して、株価が割高か割安かを判断する判断材料となり、一般的に、割安とされる目安は15倍未満です。
トヨタ自動車の2024年3月時点の直近PERは10.8倍でしたので、まだまだ割安と判断できます。
(その他財務状況を確認する際に参考となるサイト:minnkabu)
2.トヨタ100株 配当金リターンの計算方法
つぎにトヨタ自動車の株を100株保有していたときに得られる配当金について紹介します。
権利確定日と配当金の予想
配当は中間配当と期末配当の年に2回あります。
権利確定日は、中間配当は9月30日、期末配当は3月31日です。
気になる1株当たりの配当金額ですが、2023年度は中間配当が25円、期末配当が35円と発表されましたので年間で60円です。
※注意したいのは、権利確定日までに株を保有しておく必要があるため、権利確定日の2営業日前の権利付最終日までに株式を購入しなければならないことです。
権利確定日 | 配当金 | |
中間配当 | 9月30日 | 25円 |
期末配当 | 3月31日 | 35円 |
トヨタ100株の年間配当金の計算方法
2023年度の1株当たりの配当金は60円ですので、100株保有していた場合は合計で6,000円を配当として受け取れます。
ただし、配当金にも税金がかかります。
税率は、20.315%(所得税・復興特別所得税15.315%、住民税5%)となりますので、実際の手取り額は4,781円です。
※注意事項としては、配当金は支払い時に源泉徴収されるため、原則、確定申告は不要なことです。
株価と配当利回りの関係性
配当利回りは、以下の計算式で算出できます。
配当利回り(%)=(配当金/株価)×100
株価は日々変動しますが、2024年3月8日終値が3,610でしたので、そのときに購入した場合の配当利回りは1.7%となります。
2023年のトヨタ株への投資について
2023年にトヨタ株へ投資した場合、上記の配当に加えて、株価も右肩上がりでしたので多くのリターンを得られたのではないでしょうか。
年初来安値が1,764円で、年初来高値が3,811円ですので、年初来安値で100株購入した投資家の場合は、資産が最大で204,700円も伸びたことがわかります。
さらに配当金6,000円もあります。
(出典:Quick Money World)
3.トヨタ配当金の特徴と過去のリターン実績
2023年の配当実績と今後への期待
年間配当でみると年々増配傾向にありますが、株価も好調なため、配当利回りでみるとやや低下していると判断できます。
年間配当 | 平均株価 | 配当利回り | |
2023年3月期 | 60.00 | 2,017.7円 | 2.97% |
2022年3月期 | 52.00 | 1,993.4円 | 2.60% |
2021年3月期 | 48.00 | 1,441.6円 | 3.32% |
2020年3月期 | 44.00 | 1,431.1円 | 3.07% |
株価については、業績が安定していることと、円安による海外投資家のさらなる買いが継続していることより、今後も右肩上がりすることを多くのアナリストが予想しております。
配当についても2024年度の中間配当が1株当たり30円と発表されましたが、2023年度の中間配当が25円ですので、さらなる増配が期待されます。
トヨタ自動車の配当性向の推移
トヨタ自動車の配当性向について紹介します。
配当性向は、企業が純利益のうちどれだけを配当金の支払いに当てたかを示す指標です。
配当性向が高い企業は、配当を通じた株主還元が手厚い企業です。
ただ、成長中の企業で、配当は行わず事業の拡大に資金を集中するような場合もあるため、配当性向が低いからといって良くないわけではありません。
トヨタ自動車の場合の配当性向の推移を示します。
30%前後で推移をしておりますが、トヨタ自動車のリリース資料をみると今後の増配に言及されているため、配当性向も上がることが予想されます。
配当性向 | 1株あたりの純利益 | |
2023年3月期 | 33.43% | 179.47円 |
2022年3月期 | 25.33% | 205.23円 |
2021年3月期 | 29.87% | 160.64円 |
2020年3月期 | 30.24% | 145.49円 |
配当を考慮したトータルリターン
一度100株購入すれば、ほっておくだけで毎年配当がもらえます。
仮に2020年の平均株価(1,431円)で100株購入した場合の2023年までのトータルリターンを計算してみましょう。
購入にかかる費用は14万3,100円です。
まずは配当金ですが、2020年~2023年度までに2万400円手にすることができます。
また、2023年の平均株価は2,017円ですので、資産は5万8,600円(+41%)増えています。
配当金と株価の伸びで合計リターンとしては、2万400円+5万8,600円=7万9,000円となります。
4.株主優待と配当金をトータルで見る
配当金について触れてきましたが、株主優待についても紹介します。
トヨタ自動車の株主優待
残念ながらトヨタ自動車には株主優待はありません。
株主優待と配当金のトータルリターン
トヨタ自動車には株主優待がありませんので、株の保有によるトータルリターンは配当金のみです。
ただし、100株保有していた場合の配当金は、2023年度の場合は6,000円です。
5.トヨタ株と配当金のニュースの影響
配当金や株価の動向が気になりますが、ニュースを見ることでいろいろなことがわかってきます。
ここではトヨタ株と配当金に影響を与えることが想定される最近のニュースを紹介します。
経済ニュースとトヨタ株のリターンの関係性
近年ニュースの中で取りざたされている円安のニュースはトヨタ株に大きく影響しています。
円安は輸出企業に大きな恩恵をもたらしますが、トヨタも恩恵をうける企業の一つです。
2024年3月期の営業利益の見通しを従来の予想より50%増の4兆5000億円に引き上げられましたが、その主な要因が円安の影響です。
このニュースの後、株価は大きく伸びて、時価総額は初の60兆円となりました。
トヨタ自動車100株の配当金を考慮したくらし方
トヨタ株を100株もっていると、2023年は手取りで4,781円もらえます。
この金額で、格安simの2か月分を支払うことができます。
さらに600株を保有していると配当金だけで1年分のスマホ料金を支払うことが可能となります。
2023年のトヨタ自動車ニュースと株価への影響
円安の影響や半導体不足の状況の回復などで、未来は明るそうに見えますが、今後の電気自動車へのトヨタの対応はニュース等で注目することをおすすめします。
欧米や中国を中心に電気自動車の普及が進んでおり、日本国内でも今後進められることが想定されます。
そのような中でトヨタも電気自動車に対応していかないと、今後の業績や株価に大きく影響しますが、明るいニュースがあります。
それは全固体電池の開発とサプライチェーンの構築を各方面の企業と合意し、量産体制構築を目指していることです。
今後の株価への影響に注視していきましょう。
6.トヨタ自動車(7203)の配当金まとめ
この記事ではトヨタ自動車株の配当金と今後の動向をまとめてみました。
明るい未来や好材料の多いトヨタ自動車ですが、今後の動向を日々確認することをおすすめします。
参考記事:トヨタ自動車の株価がおかしい?なぜ急落?トヨタ自動車を買うべきか?
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