「週5日働くのがきつい…」
「週5働けないのは甘えなのだろうか」
このようなことを考えていませんか?
結論、週5働くのはきついですし、そう思うのは甘えではありません。
本記事では週5働くのがきついと思っている人へ、きついと感じる理由と対処法を紹介します。
加えて、フリーランス2年目の筆者がフリーランスになって実際に感じたメリットとデメリットもお伝えしますよ。
働き方が多様化している現代では、週5働くのが正解なわけではありません。
本記事を読めば、身体やメンタルを壊す前に、自分に合った働き方が見つかるでしょう。
週5働くのがきつい理由3つ
それでは週5働くのがきついと感じる理由を3つお伝えします。
≪週5働くのがきつい理由3つ≫
- 体力的にきつい
- 家事や育児、介護との両立が難しい
- 自由な時間が少ない
順に解説しますね。
体力的にきつい
週5働くのが日本では当たり前とされていますが、週5勤務が体力的にきつい人は多くいるでしょう。
デスクワークで1日中座っているのも疲れますし、もちろん立ちっぱなしの仕事も疲れますよね。
そもそも持病がある人や体力がなく疲れやすい人は、週5勤務では健康を害してしまう恐れがあります。
また、健康な人でも年齢を重ねるに連れて、週5勤務による体力の負担を大きく感じるのではないでしょうか。
体力的についていけないのが、週5働くのがきついと感じる理由のひとつです。
家事や育児、介護との両立が難しい
育児中の人は、仕事からの帰宅後も、子どもの宿題の確認や遊び相手、寝かしつけなど、数えきれないほどの雑務が待っています。
介護中の人も同様に休む暇なんてないでしょう。
そのため週5働きながらの育児や介護との両立に、限界を感じている人もいるのではないでしょうか。
現代では共働き家庭が増えていますが、女性に育児や介護の負担が大きくのしかかっている背景は昔と変わりません。
たとえパートナーが協力的だったとしても、週5勤務で帰宅後に多くの家事をこなすのは大変ですよね。
そのため、週5働くのがきついと感じてしまうでしょう。
自由な時間が少ない
週5フルタイムで働いていると、帰宅しても疲れて寝るだけ…となっていませんか?
帰宅してからも食事やお風呂の時間は必要ですし、さらに残業が多い仕事だと平日に趣味の時間はとれないですよね。
休日も寝るだけの生活となっていたり、週明けの5日勤務を考えると無理できずに思いきり遊べなかったりするのではないでしょうか。
週5勤務の疲れは、平日だけでなく休日の自由時間も奪います。
そのため、自由な時間が少ないことが週5で働くのがきついと感じる理由のひとつです。
残業が多い方はこちらも参考にしてください↓
週5働くのがきついときの対処法5つ
週5で働くのがきついと感じている人へ、対処法を5つ紹介します。
≪週5働くのがきついときの対処法5つ≫
- 会社の近くに引っ越して通勤時間を短縮する
- 在宅勤務に変更する
- パートや派遣で働く
- 週休3日制を取り入れている会社に転職する
- フリーランスになる
順に解説します。
会社の近くに引っ越して通勤時間を短縮する
通勤時間が長いと、それだけで自由な時間が少なくなります。
会社の近くに引っ越すことで通勤時間を短縮できれば、必然的に自由時間が増えますよ。
例えば、通勤に片道1時間かかっていたのを片道15分で通勤できる場所に引っ越したとしましょう。
そうすると、1日あたりの通勤時間が2時間から30分に短縮され、自由時間が1時間半も増えます。
また、満員電車に乗るだけでも体力をかなり消耗しますよね。
徒歩や自転車で通勤できる場所に引っ越せば、通勤にかかる労力はかなり軽減され、週5勤務の辛さが軽減されるでしょう。
在宅勤務に変更する
前述したように、通勤時間は時間と体力を奪います。
在宅勤務に変更すれば、通勤の必要がなくなり、体力的に楽になるはずです。
また、出社に比べると自分の好きなタイミングで休憩をとりやすかったり、疲れたら自分のベッドで仮眠をとれたりします。
そのため、在宅勤務では週5でも疲れが溜まりにくいでしょう。
パートや派遣で働く
パートや派遣になって無理のない働き方をするのもひとつの手です。
パートや派遣は週5以外の日数で働けたり、短時間で働けたりしますよね。
また、パートや派遣は正社員より責任の軽い仕事を任されることが多いため、精神的にも楽になれるでしょう。
週休3日制を取り入れている会社に転職する
正社員でも週休3日制を取り入れている会社があります。
週休3日制だと、1日あたりの勤務時間が長くなる会社もありますが、トータルの週の労働時間としては同じかそれ以下に抑えられるでしょう。
なぜなら、出勤している4日のうちに仕事を終わらせようと集中するためです。
週休3日制なら、平日の1日は休んだり自由時間にできますね。
フリーランスになる
週5がきついときの対処法の最後はフリーランスになることです。
フリーランスであれば、仕事の頻度や量を自分で調節できますよ。
毎日仕事にもできますし、毎日休みにもできます。
近年ではパソコンひとつあれば仕事ができる職種も増えているため、場所を選ばずにできる仕事も多くあるでしょう。
時間と場所に縛られず、仕事の量も自分次第なのがフリーランスの特権ですね。
【体験談】フリーランス2年目の筆者の働き方
フリーランス2年目である筆者の現在の働き方は以下のとおりです。
平日の3日間オンライン事務の仕事を9時〜17時で請け負い、残りの日はWebライターの仕事。
オンライン事務は週3日の契約のため気軽に休むことはできません。
しかし、Webライターの仕事量は調整することが可能です。
実際に、子どもの行事が多い時期や、夫の仕事が忙しく筆者がワンオペになる時期は、Webライターの仕事を普段より減らしています。
フリーランスになって感じたメリット
このような働き方で感じたフリーランスのメリットを紹介しますね。
メリットは以下の3つです。
≪フリーランスのメリット≫
- 完全な在宅ワークのため通勤時間がなく、隙間時間に家事ができる
- 自分のペースで働ける
- 自分で顧客を選べる
1つずつ説明します。
完全な在宅ワークのため通勤時間がなく、隙間時間に家事ができる
フリーランスになって完全に在宅ワークとなった筆者。
そのため通勤時間がなくなり、朝ゆっくり寝られるようになりました。
さらに、仕事の合間に洗濯したり掃除したりと家事もできます。
子どもたちが帰ってくるまでに大部分の家事を終わらせられるため、夜はゆっくりと子どもたちの相手をする余裕ができました。
社員だった頃は、帰宅してから子どもと遊ぶ余裕なんて一切なし。
しかし、フリーランスになってからは、子どもとしっかり向き合えるようになり、とても嬉しいです。
自分のペースで働ける
前述のとおり、家庭の予定が忙しそうな時期はWebライターの仕事量を減らして調整しています。
正社員であれば、時期によって勤務日数を調整することは難しいですよね。
シフト制のパートでも、自分が休むことにより誰かに迷惑をかけてしまうのではないか、と後ろめたい気持ちが湧くでしょう。
しかし、フリーランスであれば、予定に合わせて仕事量を調整できますし、仕事を減らしても誰にも迷惑をかけません。
自分で顧客を選べる
メリットの3つ目は、自分で顧客を選べることです。
社員であれば、相性の合わないクライアントでも自分一人の判断で取引を終了させるなんてことはできませんよね。
しかし、フリーランスは、合わないと思ったクライアントからは、その後の仕事を受けなければいいだけです。
筆者もフリーランスになってから自分で付き合う人を選べるようになり、精神的に非常に楽になりました。
フリーランスになって感じたデメリット
次にフリーランスのデメリットを2つお伝えします。
≪フリーランスのデメリット≫
- 収入が減った
- 確定申告をしなければならない
順に説明します。
収入が減った
フリーランスになり、やはり収入は減ってしまいました。
現在の収入は週5働いていたときの約7割。
しかし、フリーランスは自分のスキルや営業次第で収入を上げることが可能です。
対して、雇用されている身であれば、長期間働かないと大幅な収入アップは望めませんよね。
フリーランスは自分の努力次第で収入を増減させられることが面白味だと思っています。
今は少ない収入ですが、いずれは社員のときの収入を超えることを目標に頑張っていますよ。
確定申告をしなければならない
会社員であれば会社で年末調整をしてもらえますが、フリーランスは自分で確定申告をしなければなりません。
確定申告と聞くと、拒否反応を示す人もいるのではないでしょうか。
しかし、簡単な入力で確定申告書が作成できるアプリがあったり、インターネットで調べれば情報が手に入ったりする時代です。
一昔前よりは確定申告は格段に楽になっているため、身構える必要はありません。
また、自分で勉強せざるを得ないため、税金についての知識が自然と身に付きますよ。
まとめ:週5がきついのは甘えではない!働き方を見直そう
本記事では週5で働くのがきついと感じる理由と対処法についてお伝えしました。
重要な点をおさらいしておきましょう。
≪週5働くのがきついときの対処法5つ≫
- 会社の近くに引っ越して通勤時間を短縮する
- 在宅勤務に変更する
- パートや派遣で働く
- 週休3日制を取り入れている会社に転職する
- フリーランスになる
週5勤務がきついときは、このままの働き方でいいのか見直してください。
しかし、働き方を変えることで収入が減ってしまう不安もありますよね。
それでも身体や精神を壊してしまっては、収入が減るだけでなく途絶えてしまう恐れがあります。
そうなる前に、勇気を出して働き方を変えてみましょう。
週5働いていたときとは違った世界が見えるはずですよ。
ライター名:FP2級保有ライター 司馬みつき
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