広告 借金・債務整理

そこで本当に大丈夫?カードローンの比較検討|銀行系と消費者金融系の違いを解説

「カードローンは、種類が多すぎてどれが良いのか分からない。」

「金利は低い方がいいけど、審査は厳しいのかな?」

初めてのカードローンの比較検討は、悩みがつきないものです。

ご安心ください。

筆者は銀行に10年間勤務し、カードローンだけではなく、住宅ローンなど、200件を超えるローン取扱いを経験してきました。

筆者が、実務経験を豊富に持つ「元銀行員」の視点からおすすめするのは、「銀行系」のカードローンです。

本記事を最後までお読み頂ければ、カードローン比較検討の悩み・不安が解消するだけでなく、ご自身に最適で安心なカードローンを見つけることができます。

将来に大きな悪影響?まず銀行系を検討するべき

カードローンも一種の「借入金」・「借金」です。もし、借入した後に延滞してしまう事態になると、個人信用情報が悪化し、将来にも大きなマイナスの影響を与えることになります。

カードローンの選択を誤ると、延滞という事態に至らなくても、将来に影響を与えてしまう可能性があります。

最初の選択として「銀行系」を選ぶか、「消費者金融系」を選ぶかで、将来への影響は変わります。

①「銀行系」
都市銀行や地方銀行が契約者となるカードローン
例:三井住友銀行、みずほ銀行、横浜銀行など
②「消費者金融系」
消費者金融や信販会社が契約者となるカードローン
例:アイフル・アコム・クレディセゾンなど

銀行系と消費者金融系の違い

(1)総量規制の有無

貸金業法という法律で「総量規制」が定められています。

「借入金額の総額は、年収の3分の1まで」という規制です。

消費者が過度な借入をしてしまうことを防ぐという目的があります。

この「総量規制」は、貸出する金融機関が「銀行」の場合は対象外となっています。

理由は「銀行であれば、わざわざ規制しなくても大丈夫だろう。」ということです。

(引用元:日本貸金業協会

(2)審査のスピード・通りやすさ

「消費者金融系」の方が、審査結果が出るまでのスピードが早く、審査結果が承認となる可能性も一般的には高いです。

(3)借入金利等の契約条件

「銀行系」の方が、借入金利は低くなりやすいです。

銀行系を選択すべき理由

(1)借入金利等の契約条件が有利になる

借入金利は、審査によって決定されますが、「銀行系」の方が一般的に低くなります。

当然、より低い借入金利で契約できた方が、後々、借入利息の負担が少なくて済みます。

(2)個人信用情報への影響が少ない

「消費者金融系」でカードローンを契約すると、仮に借入残高や延滞が無い状態であっても、「消費者金融系で借入がある」という事実が、個人信用情報上でマイナスとなってしまいます。

(3)銀行系の審査で否認後、次の選択肢として

「銀行系」の審査で否認となってしまい、それでもカードローンを契約したいと考えるのであれば、次の選択肢として「消費者金融系」に申込する方が良いです。

順番が逆になってしまうと、「審査否認」の件数が増えてしまうことになり、個人信用情報を悪化させることになってしまいます。

(4)将来の住宅ローン借入にも関係する

前述の通り、「消費者金融系で借入がある」という事実が個人信用情報に影響を与えるため、大切な住宅ローン借入の審査においても、マイナスの影響が出てしまいます。

「夢のマイホームをあきらめなければ」という状況になってしまいます。

銀行系カードローンのおすすめ

カードローンは「消費者金融系」よりも「銀行系」をおすすめします。

その中でも、特におすすめしたい「カードローン5選」をご紹介します。

比較検討しやすいように、それぞれの概要も記載しています。

1.三井住友銀行 カードローン

(引用元:三井住友銀行 カードローン

三井住友銀行 カードローンの概要
借入金利(実質年率)1.5%~14.5%
借入限度額10万円~800万円
審査回答最短、当日
主な特徴カードレスを選択可能

2.三菱UFJ銀行 カードローン「バンクイック」

(引用元:三菱UFJ銀行 カードローン「バンクイック」

三菱UFJ銀行 カードローン「バンクイック」の概要
借入金利(実質年率)1.8%~14.6%
借入限度額10万円~500万円
審査回答最短、当日
主な特徴Webで申込完結

3.みずほ銀行 カードローン

(引用元:みずほ銀行 カードローン

みずほ銀行 カードローンの概要
借入金利(実質年率)2.0%~14.0%
借入限度額10万円~800万円
審査回答最短、当日
主な特徴Webで申込完結

4.楽天銀行 スーパーローン

(引用元:楽天銀行 スーパーローン

楽天銀行 スーパーローンの概要
借入金利(実質年率)1.9%~14.5% ※通常金利
借入限度額10万円~800万円
審査回答最短、当日
主な特徴楽天会員ランクに応じて審査が優遇される。

5.オリックス銀行 カードローン

(引用元:オリックス銀行 カードローン

オリックス銀行 カードローンの概要
借入金利(実質年率)1.7%~14.8%
借入限度額10万円~800万円
審査回答公式HPに記載無し
主な特徴ガン保障特約付きプランも有り

まとめ:まずは銀行系を検討しましょう。審査が通らなければ、消費者金融系を検討するという順番で

カードローンの比較検討に当たり、「銀行系」と「消費者金融系」の違いを説明し、まずは「銀行系」を選択すべきであるというお話をさせて頂きました。

安易に「消費者金融系」を先に選択すると、後から困ることになってしまいます。

まずは「銀行系」を検討しましょう。

もし審査で否認となった場合は、そこで初めて「消費者金融系」を検討するという順番にしましょう。

関連記事①:【ニーズ別】カードローンおすすめ8選!選び方から申込方法まで解説

関連記事②:カードローンが払えない!遅延を絶対に放置してはいけない理由とは

ライター名:元銀行員の金融・不動産ライター グッチ3

  • この記事を書いた人

マネーリテラシー編集部

当メディア「マネーリテラシー」は、お金に関する情報や体験談をわかりやすく、正確にまとめたメディアです。一人でも多くの方が「お金の知識で人生の選択肢を増やす」を目的に運営しております。 記事が役に立ったという方は、Xで記事をポストしていただけると嬉しいです。してくれた方には編集長が全員にいいね、フォローして回ります!

-借金・債務整理