今回はコストコでのデビットカードの利用について解説します。
- コストコでデビットカードは使えるのか?
- コストコで使うなら、クレジットカードとデビットカードどちらが良いか?
- コストコで使える、おすすめのデビットカードは?
このような疑問を解決していきます。
コストコでデビットカードの利用を考えている方は、本記事がきっとお役に立てるはずです。
記事の担当者は、楽天銀行のデビットカードを所有しており、実際にコストコで買い物をした経験があります。
ぜひ最後までご覧ください。
コストコでデビットカードは使える?用途別の解説と注意点
デビットカードは、支払いと同時に預金口座から引き落とされるカードです。
口座の残高がそのまま利用限度額になるため、使い過ぎの心配がありません。
また、基本的に審査が無いため、クレジットカードよりも手軽に利用できるのが特徴です。
そして本題ですが、「デビットカードはコストコで使えるのか?」
結論から言うと、
- 倉庫店は基本使える
- コストコオンラインでは使えない
- コストコガスステーションでは条件付きで使える
それぞれ詳しく解説していきます。
1:国際ブランドはMastercardのみ使える
デビットカードには、国際ブランド付きとJ-Debitの2種類があります。
コストコで利用できるのは国際ブランド付きの方で、VISAやJCBのような国際ブランドの加盟店で利用できるカードです。
コストコが対応している国際ブランドは、Mastercardのみです。
デビットカードだけでなくクレジットカードも同様なので、コストコでカードを利用するなら必ずMastercardを用意しましょう。
2:倉庫店は基本使える【体験談】
(出典:コストコオンライン-公式サイト)
上記の画像は、コストコ公式サイトのカスタマーサービスからの抜粋です。
こちらには、倉庫店でのデビットカードによる支払いに関しては明確な記載はありませんでした。
しかし、実際には倉庫店でデビットカードは利用できます。
まず筆者自身、コストコの倉庫店でデビットカードでの買い物をした経験があります。
筆者は、楽天銀行のMastercardデビットカードで支払いをしましたが、普通に利用できました。
他にも、ネットの口コミなどでも「デビットカードが使えた」という声は多数あります。
コストコの倉庫店で、デビットカードは問題なく使えると言っていいでしょう。
公式の方に記載が無い理由は分からないのですが、Mastercardブランドのデビットカード自体が非常に少ないので、省略されているのかもしれません。
注意点として、コストコでのお買い物は大量にまとめ買いするケースが多いので、口座の残高不足には気を付けましょう。
せっかくデビットカードを用意しても、残高が足りなければ使用できません。
3:コストコオンラインは使えない
(出典:コストコオンライン-公式サイト)
次に、コストコの通販サイトであるコストコオンラインでの利用に関してです。
公式の方には、コストコオンラインではデビットカードの利用できないとはっきり記載されています。
コストコオンラインの支払いで利用できるのは、クレジットカードだけなので注意しましょう。
4:コストコガスステーションは条件付きで使える
(出典:コストコオンライン-公式サイト)
最後に、コストコ内に併設されているガソリンスタンドでの利用に関してです。
こちらも倉庫店同様、公式には記載がありませんでした。
デビットカードは、決済時に口座残高の確認ができないことが多く、一般的にはガソリンスタンドでは利用できません。
しかし、口座の残高が一定以上あれば、ガソリンスタンドでも利用できるデビットカードもあります。
そのようなデビットカードであれば、コストコガスステーションでも利用できるでしょう。
カード会社によって条件が違うので、事前に調べておきましょう。
5:直接店舗に問い合わせる
コストコでのデビットカードの利用に関しては、公式サイトでもあまり明記されていませんでした。
また、ネットの口コミでも、
「ついこの間まで使えていたのに、急に使えなくなった。」
「〇〇店では使えたのに、△△店では使えなかった。」
など、情報が錯綜しています。
本当に使えるか不安という方は、ご自身が利用する店舗に直接問い合わせてみるのがおすすめです。
お店に直接聞けば、デビットカードが使えるか確実に分かるでしょう。
問い合わせる際のポイントは、デビットカードの銀行名とMastercardブランドであることをしっかり伝えることです。
なぜなら、「デビットカードは使えますか?」とだけ伝えると、
- デビットカード=J-Debitと認識されていて、取り扱っていないと言われてしまう
- デビットカードの国際ブランドは、VISAやJCBの方が一般的なため、Mastercardではないと勘違いされてしまう
など、上手く相手に伝わらず誤解を生む可能性があるからです。
自分が持っているデビットカードの情報をしっかり伝えるようにしましょう。
クレジットカードとデビットカードはどちらがおすすめ?
デビットカード | クレジットカード | |
審査 | 原則無し | 有り |
年齢制限 | 15歳以上(中学生は不可) | 18歳以上(高校生は不可) |
引き落とし | 即時 | 後払い |
支払い | 一括払いのみ | 分割・リボ払いなど |
ポイント還元率 | 低め | 高め |
ETCなどの付帯サービス | 少ない | 多い |
保険・補償 | 少ない | 多い |
Mastercardブランド | 少ない | 多い |
コストコでカードを利用するなら、クレジットカードの方がおすすめです。
理由①:コストコでのほとんどの支払いは、クレジットカードに対応している
理由➁:Mastercardブランドも、デビットカードより遥かに多い
理由③:ポイント還元率や補償などのサービス面も、クレジットカードの方が充実している
ただし、クレジットカードは審査や年齢制限の面で作るのが難しい人もいるでしょう。
デビットカードはより手軽に作れるので、そういった方はとりあえず持っておいて損は無いとおもいます。
下記の記事も参考になるのでぜひご覧ください。
関連記事:デビットカードをおすすめしない理由9選!メリット6選とおすすめな人も解説
コストコで使えるデビットカード3選
コストコで使えるデビットカードをご紹介します。
Mastercardブランドのデビットカードは、現時点では3枚だけです。
それぞれの特徴を解説します。
1:楽天銀行 Mastercardデビットカード
(出典:楽天銀行)
年会費:無料
還元率:1% ポイント還元
初回発行手数料:無料
1番おすすめなのが、楽天銀行Mastercardデビットカードです。
ポイント還元率が1%と高く、年会費や初回発行手数料も無料です。
コストが掛からず手軽に作れるのは大きなメリットでしょう。
2:住信SBIネット銀行デビットカード(Mastercard)
(出典:住信SBIネット銀行)
年会費:無料
還元率:0.8% ポイント還元
初回発行手数料:1,100円(2024年9月30日までは無料)
住信SBIネット銀行のデビットカードは、ポイント還元率0.8%で年会費は無料です。
しかし初回発行手数料は1,100円掛かります。
期間限定で無料になるので、作るなら今の内でしょう。
3:GMOあおぞらネット銀行 Mastercardプラチナデビットカード
(出典:GMOあおぞらネット銀行)
年会費:3,300円
還元率:最大1.2% 現金還元
初回発行手数料:無料
GMOあおぞらネット銀行のデビットカードは還元率最大1.2%で、ポイントではなく現金での還元が特徴です。
還元率は良いですが、年会費が3,300円も掛かってしまうのがデメリットです。
まとめ|コストコでデビットカードは基本使えるが、場合によっては使えないので事前に調べよう
今回はコストコでのデビットカードの利用について解説してきました。
記事をまとめると、
- 使える国際ブランドはMastercardのみ
- コストコでデビットカードは、使える場合と使えない場合がある
- 直接店舗に問い合わせるのが確実
- デビットカードよりクレジットカードの方がおすすめ
- 1番おすすめのデビットカードは、楽天銀行Mastercardデビットカード
以上となります。
コストコを利用するならやはりクレジットカードの方が便利ですが、デビットカードは手軽に発行できるので試しに作っておいても良いと思います。
他にも、コストコを含めた倉庫型スーパーを紹介した記事もあるので、こちらも参考にどうぞ。
関連記事:倉庫型スーパーって何?今話題の倉庫型スーパーでお得にお買い物をしよう
記事を参考に、コストコでのショッピングを楽しんでください。
最後までご覧いただきありがとうございました。
ライター名:アオイ