「エポスカードって危ないって聞いたけど、なぜ？理由は？」
「大学生だけど、エポスカードって学生でも発行できるって聞いて興味が出てきた。どんな特徴があるの？メリット、デメリットは？」
そんな悩みを抱えていませんか？
エポスカードが危ないといわれる理由は、エポスカードを名乗ったフィッシング詐欺のメールが横行しているためです。
そのほか、カスタマーセンターにつながりにくいことなども理由として挙げられます。
しかしエポスカードは、セキュリティ対策も万全です。
さらに学生でも申し込めるため、初めてのクレジットカードとしてもおすすめできるでしょう。
そこで、この記事では、エポスカードについて、以下を詳しく解説します。
- 危ないといわれる理由3選
- メリット7選
- デメリット3選 など
この記事を読むことで、エポスカードの魅力的な特徴が知れて、利用を始める手助けになることでしょう。ぜひ最後までお読みください。
エポスカードとは
（画像引用元：エポスカード）
エポスカードとは、丸井グループと株式会社エポスカードが共同発行するクレジットカードです。
エポスカードの基本情報は、以下のとおりです。
| 年会費 | 無料 |
| 国際ブランド | VISA |
| ポイント還元率 | 0.5% |
| ポイントの種類 | エポスポイント |
| ポイント有効期限 | 2年 |
| 家族カード発行の有無 | 無し |
| ETCカード | 年会費・発行手数料無料 |
| 付帯保険 | 海外旅行保険（利用付帯） |
エポスカードは、200円以上の利用で1エポスポイントが貯まります。
貯まったポイントは、ネット通販やマルイの店舗の買い物で利用できるほか、ギフト券などにも交換可能です。
そのほか、セキュリティ対策も万全で学生でも申し込めるため、初めてのクレジットカードとしてもおすすめできます。
そんなエポスカードですが、ネットで検索すると「危ない」といった声も見られます。
セキュリティ対策が万全なエポスカードに、なぜ危ないという意見が出るのでしょうか？
その理由を次の項目で解説します。
エポスカードは危ないといわれる理由3選
セキュリティ対策が万全で、初めてのクレジットカードとしてもおすすめできるエポスカードですが、危ないといわれるには理由があります。
その理由が、以下の3つです。
- フィッシング詐欺のメールが届く
- カスタマーセンターに電話がつながらない
- 営業電話がしつこい
1つずつ解説していきます。
①：フィッシング詐欺のメールが届く
エポスカードが危ないといわれる理由の1つが、フィッシング詐欺のメールが届くことです。
実際、筆者のもとにも連日連夜、エポスカードを名乗ったフィッシング詐欺のメールが頻繁に届いています。
以下が、その一例です。
（筆者のもとに届いたエポスカードを名乗ったフィッシング詐欺のメールの画像）
X（旧Twitter）でも、エポスカードを名乗ったフィッシング詐欺のメールが届いた、という報告が見られます。
フィッシング詐欺メールの見分け方としては、送信元のメールアドレスを確認することです。
エポスカード公式でも、ドメイン（＠以下）に「01epos.jp」が含まれていないと、フィッシング詐欺のメールであると注意喚起しています。
フィッシング詐欺のメールは「不正」や「緊急」「アカウント凍結」など、不安を煽る言葉を頻繁に使用しています。
それらの言葉がメールに記載されていた場合、不安に思うことは何らおかしいことではありません。
しかし余計なトラブルに遭わないためにも、一呼吸おいて冷静になる必要があるといえます。
②：カスタマーセンターに電話がつながらない
カスタマーセンターに電話がつながりにくいことも、エポスカードが危ないといわれる理由の1つです。
X（旧Twitter）でも、エポスカードのカスタマーセンターにつながりにくいことを報告しているポストも見られます。
例えば不正利用を見つけた場合、至急カスタマーセンターに連絡を取ろうとするのが普通の対応といえます。
そんな状況でカスタマーセンターにつながらなければ、エポスカードは危ないのでは？と思われる原因の1つになるでしょう。
なお緊急時以外で、カスタマーセンターに問い合わせたい場合、自動チャットサポートを利用する手もあります。
代替手段として、利用してみることをおすすめします。
③：営業電話がしつこい
エポスカードは、利用者向けにさまざまな保険を提供しています。
この保険などの営業電話がしつこいという口コミもあります。
なお、しつこい営業の電話には、特定商取引法（特商法）を活用しましょう。
特商法では、消費者が明確に勧誘を断っているにもかかわらず、業者が引き続き勧誘することや、再度勧誘することを禁じています。
法的な根拠をもとに「特商法に基づき、勧誘をお断りします」と伝えましょう。
しつこい営業電話から逃れるために、ぜひ活用することをおすすめします。
エポスカードのメリット7選
初めてのクレジットカードとしてもおすすめできるエポスカードですが、以下の7つのメリットがあります。
- セキュリティ対策が万全
- 最短即日で発行できる
- 無条件で年会費が永年無料
- カードデザインが豊富
- 1万以上の店舗で優待が受けられる
- 海外旅行傷害保険が付帯
- 学生でも申し込みできる
1つずつ解説していきます。
①：セキュリティ対策が万全
エポスカードはセキュリティ対策が万全なため、安心して利用可能です。
具体的には、以下のセキュリティ対策が実施されています。
- ICカード：複雑な暗号処理で偽造困難
- カード番号と名前は裏面：利用時に周りから見えにくい
- カードを利用するとお知らせ：利用のたびに日時と金額が通知、不正利用の早期発見に役立つ
- 不正検知システムを完備：不自然なカード利用をお知らせ
- エポスアプリやエポスNetにログインするとお知らせ：身に覚えがないログインにもすぐに気づける
そのほか、ネットショッピング専門のバーチャルカードの発行や、決済時の本人認証などのセキュリティ対策が行われています。
盗難や紛失の際の不正利用にも全額補償と、手厚いサービスが提供されているため、安心してエポスカードが利用できることでしょう。
②：最短即日で発行できる
エポスカードは、最短即日で発行可能なこともメリットの1つです。
ネットで申し込み後、マルイやモディのエポスカードセンターに赴けば、最短当日に受け取れます。
通常、多くのクレジットカードは発行まで時間がかかります。
すぐにクレジットカードを利用したい場合、エポスカードの即日発行は非常に便利といえるでしょう。
③：無条件で年会費が永年無料
クレジットカードによっては、年会費無料をうたっていても、年間〇円の利用が必要といった条件付きの場合もあります。
その点、エポスカードは無条件で年会費が永年無料です。
持っているだけならコストがかからないことは、エポスカードのメリットといえるでしょう。
④：カードデザインが豊富【100種類以上】
エポスカードはカードデザインが豊富で、その数がなんと100種類以上あります。
アニメやゲーム、エンタメや企業コラボなど、豊富なラインナップから自分のお気に入りのデザインのクレジットカードが選べます。
ほかのクレジットカードにはないカードデザインの豊富さは、エポスカードのメリットの1つといえるでしょう。
⑤：1万以上の店舗で優待が受けられる
エポスカードのメリットの1つは、1万以上の店舗で優待が受けられる点です。
居酒屋やカフェ、アミューズメント施設、スパなどで割引やポイントアップが受けられ、お得に利用できます。
そのほかミュージカルやアーティストのライブチケットも、エポスカード会員専用のチケット優待サービスで入手できます。
持っているだけで嬉しい特典いっぱいのエポスカードを、利用しない理由はないといえるでしょう。
ただし、1万以上の店舗で優待が受けられるとはいえ、リボ払いにすることは大変危険です。
以下の記事では、約20万円のPCをリボ払いで購入したところ、返済で地獄をみた人が失敗談やリボ払いのデメリットを解説しています。
併せて、ぜひお読みください。
関連記事：間違えてリボ払いにしてしまった！カードを作った後の解決策と対処法を解説
⑥：海外旅行傷害保険が付帯【ただし利用付帯】
クレジットカードのなかには、海外旅行傷害保険が付帯していないものもあります。
その点、エポスカードには海外旅行傷害保険が付帯しており、海外旅行への保険が充実しています。
海外旅行や海外出張に頻繁に行く場合、おすすめできるでしょう。
ただし、エポスカードの海外旅行傷害保険は「利用付帯」です。
旅行代金をエポスカードで支払うことで海外旅行傷害保険が適用されるため、海外旅行や海外出張に行く際は注意しましょう。
⑦：学生でも申し込みできる
公式HPでは、エポスカードを学生におすすめなクレジットカードとして紹介しています。
エポスカードの入会基準は、日本国内在住の満18歳以上としています。
収入に関する基準は記載されていません。
学生だけでなく、専業主婦（夫）やパート、アルバイトも申し込みやすいといえるでしょう。
エポスカードは、初めてのクレジットカードとしておすすめできます。
学生がクレジットカードを利用する場合、支払いの延滞は避けるべきです。
支払いを延滞することで信用が下がり、自動車ローンなどが組めない可能性があるためです。
以下の記事で、クレジットカードの信用を下げるNG行動と信用を上げる行動を紹介しています。
併せて、ぜひお読みください。
関連記事：クレジットカードの信用を上げる3つの方法！5つのNG行動やクレヒスについても解説
エポスカードのデメリット3選
エポスカードのデメリットは、以下の3つです。
- ポイント還元率は高くない
- ブランドがVISAのみ
- 家族カードが発行できない
1つずつ解説していきます。
①：ポイント還元率は高くない【0.5%】
エポスカードの一般カードは、ポイント還元率0.5%と高いとはいえません。
ほかのクレジットカードの一般カードで、ポイント還元率が1.0%以上のものもあるためです。
ポイントを貯めたい場合、エポスカードの一般カードでは物足りないと感じるおそれがあるでしょう。
ただしエポスカードは、ポイントアップサイトを経由してサービスを利用することで、ポイントを効率的に貯めることができます。
ポイントアップサイトを利用する場合、ポイント還元率0.5%はデメリットと感じにくいといえます。
②：ブランドがVISAのみ
エポスカードの国際ブランドがVISAのみであることも、デメリットの1つです。
すでにVISAのクレジットカードを持っていて、新たなカードを発行しようと考えている場合もあるでしょう。
その場合、エポスカードを選択肢から外す原因にもなるおそれにもなります。
ただしVISAは、国内外で高いシェア率を誇る国際ブランドです。
クレジットカードが使える店であれば基本的に利用できるため、問題ないといえます。
国際ブランドにこだわりがない場合、デメリットとは感じにくいといえるでしょう。
③：家族カードが発行できない
エポスカードの一般カードでは、家族カードが発行できません。
家族カードとは、カード会員の家族向けに発行できるものです。
カード会員と同じ優待が利用できます。
家族にもクレジットカードを利用させたいと考えている場合、家族カードの発行ができないことはデメリットと感じることでしょう。
ただしエポスゴールドカードやプラチナカードは、家族カードを発行できます。
エポスカードで家族カードを発行したい場合、切り替える必要があるでしょう。
なお他社のクレジットカードの一般カードでは、家族カードを発行できるものもあります。
家族カードが欲しい場合、他社のクレジットカードの利用をおすすめします。
まとめ：エポスカードは初めてのクレジットカードにおすすめ
エポスカードはセキュリティ対策も万全で、学生でも申し込めるため、初めてのクレジットカードとしてもおすすめできます。
しかし以下の3つの理由により、危ないといわれています。
- フィッシング詐欺のメールが届く
- カスタマーセンターに電話がつながらない
- 営業電話がしつこい
ただし上記3つの理由は、ほかのクレジットカードにも当てはまることで、特段エポスカードだけが危ないというわけではありません。
さらにエポスカードには、以下の7つのメリットがあります。
- セキュリティ対策が万全
- 最短即日で発行できる
- 無条件で年会費が永年無料
- カードデザインが豊富
- 1万以上の店舗で優待が受けられる
- 海外旅行傷害保険が付帯
- 学生でも申し込みできる
デメリットとしては、以下の3つがあります。
- ポイント還元率は高くない
- ブランドがVISAのみ
- 家族カードが発行できない
なお上記は、場合によってはデメリットと感じにくいものもあるでしょう。
この記事を参考に、エポスカードを発行して、多くの魅力的な特徴を存分に利用していくことをおすすめします。
