「ウイルスに感染した」という警告と電話番号が突然出る画面は偽の警告です。IPA(情報処理推進機構)は表示された番号に電話をしないよう呼びかけ、パソコンについてこう書いています。
画面が表示されただけであれば、 パソコンは「コンピュータウイルス」には感染しておらず、「偽セキュリティ警告画面」を閉じるだけで問題ありません。
ただし、表示された番号に電話した、相手の指示で遠隔操作のアプリを入れた、お金を払ったという場合は、閉じるだけでは終わりません。どこまで進んだか、何で払ったかで、次にやることと連絡先が変わります。電話で話しただけで何も入れていなければ、パソコンへの影響はないと考えられます(IPA)。
家族に話していなくても使える窓口があります。画面やアプリの消し方は、IPAの情報セキュリティ安心相談窓口(03-5978-7509。10時〜17時、土日祝日と年末年始を除く)に相談できます。払ったお金のことは消費者ホットライン188、警察への相談は#9110です。払ったなら、カード会社や電子マネーの発行会社、銀行への連絡を急いでください。
画面がまだ消えないなら次の節から、電話した後なら「どこまで進んだか」の表から読んでください。出典は偽セキュリティ警告(サポート詐欺)対策特集ページ(IPA)、偽のセキュリティ警告に表示された番号に電話をかけないで!(IPA)、情報セキュリティ安心相談窓口(IPA)、消費者ホットライン(消費者庁)、警察に対する相談は警察相談専用電話「#9110」番へ(政府広報オンライン)です。2026年10月15日に確認しました。
偽の警告の閉じ方は、パソコンとスマホで違います
画面の中の「閉じる」や「キャンセル」は押さないでください。偽のボタンのことがあり、押すと次の画面へ進む場合もあります(IPA、Apple)。パソコンの警告音やアナウンスがうるさいときは、音量を下げてから落ち着いて閉じてください(IPA)。
Windowsのパソコン
IPAの手順では、まずEscキーを3秒ほど押し続けます。全画面の表示が解けてブラウザの右上に「×」が出たら、それを押せば閉じられます。「ページを移動しますか」と出たら「移動」を選びます(IPAの手順書)。「×」が出ないときは、Ctrl・Alt・Deleteの3つのキーを同時に押し、出た画面の右下にある電源のアイコンから「再起動」を選んでください。
警察庁は、同じ3つのキーでタスクマネージャーを開き、使っているブラウザを右クリックして「タスクの終了」を選ぶ方法も案内しています。再起動した後のブラウザで前のページの「復元」を勧められたら、押さずに右上の「×」で閉じてください。押すと同じ警告がまた表示されます(IPAの手順書)。
ブラウザを閉じても画面の右下から警告が出続けるのは、ブラウザの通知機能が悪用されているためです。設定から不審なサイトの通知の許可を消すと止まります(IPA)。
再起動しても画面全体の偽のメッセージが消えず、キーボードもマウスも効かないなら、ブラウザに出る警告とは別の手口です(IPA)。この場合にIPAが勧める対処の最後は初期化です。初期化すると、それまで保存していたデータは消えます。まずLANケーブルを抜くかWi-Fiのルーターの電源を落とし、パソコンの電源を切ってから初期化します。初期化の方法は、パソコンの説明書やメーカーに確かめてください(IPA)。
出典はパソコンに偽のウイルス感染警告を表示させるサポート詐欺に注意(IPA)、偽警告画面を閉じる手順書(IPA)、サポート詐欺対策(警察庁)、ブラウザの通知機能から不審サイトに誘導する手口に注意(IPA)、パソコンの画面全体に偽のメッセージが表示され操作不能になる手口が増加中(IPA)です。2026年10月15日に確認しました。
Mac
Appleの案内では、ポップアップには触れずにSafariのウインドウかタブを閉じます。
- Safariが反応しないときは、option・command・escの3つのキーを同時に押します。開いた「強制終了」のウインドウでSafariを選び、「強制終了」を押します
- 強制終了もできなければAppleメニューから再起動し、それもできないときは電源ボタンを10秒ほど押し続けて切ります
- 開き直すときは、shiftキーを押しながらSafariを開きます。こうすると、直前のウインドウやタブが自動で再表示されずに済みます
出典はSafariでポップアップ広告やポップアップウインドウをブロックする(Apple)とMacでアプリを強制的に終了する方法(Apple)です。2026年10月15日に確認しました。
iPhone(Safari)
iPhoneでは警告の出たSafariのタブを閉じます。タブの閉じ方はiOSのバージョンで少し違います(Appleのユーザガイド)。
- iOS 16〜18とiOS 27:タブボタンをタップし、タブの右上にある閉じるボタンをタップします
- iOS 26:その他ボタンをタップして「すべてのタブ」を選びます。タブのレイアウトが「下」か「上」なら、代わりにタブボタンをタップします。そのあと、タブの右上にある閉じるボタンをタップします
使っているバージョンは「設定」→「一般」→「情報」の「iOSバージョン」で確かめられます。
出典はAppleのユーザガイド「iPhoneのSafariでタブを開く/閉じる」のiOS 16版、iOS 17版、iOS 18版、iOS 26版、iOS 27版と、iPhone、iPad、iPod touchのソフトウェアのバージョンを確認する(Apple)、スマートフォンの偽セキュリティ警告から自動継続課金アプリのインストールへ誘導する手口にあらためて注意!(IPA)です。2026年10月15日に確認しました。
Android(Chrome)
AndroidのChromeでは、アドレスバーの右にあるタブの切り替えのアイコンをタップし、警告の出たタブの右上の閉じるアイコンを押します。スワイプしてタブを閉じることもできます(Googleのヘルプ)。タブを閉じても通知から警告が出続けるなら、Chromeの設定で不審なサイトの通知の許可を消します(IPA)。Chrome以外のブラウザで閉じ方が分からなければ、IPAの窓口に相談できます。
出典はChrome でタブを管理する(Google)と、上のブラウザの通知機能から不審サイトに誘導する手口に注意(IPA)、サポート詐欺対策(警察庁)のページです。2026年10月15日に確認しました。
ただし、電話した後は「どこまで進んだか」で次にやることが変わります
次の表は、上の3行が進んだ段階ごと、下の4行が払った手段ごとの行です。払った手段が2つ以上なら、当てはまる行を全部見てください。
| どこまで進んだか | 次にやること | 連絡先 |
|---|---|---|
| 画面が出ただけ(電話していない) | 前の節の手順で閉じる。ブラウザに出た警告なら、パソコンは感染していない(IPA) | 閉じられなければIPAの窓口 |
| 電話して話した(アプリは入れていない) | 画面を閉じ、念のためブラウザの履歴を消す。同じ相手からの電話には出ず、着信拒否にする(IPA) | 不安が残ればIPAの窓口 |
| 遠隔操作のアプリを入れた・操作させた | ネットワークを切り、ウイルスチェックをしてアプリを削除。初期化すると保存していたデータは消えるが(IPA)、可能であれば初期化し、パスワードを変える(警察庁) | IPAの窓口、資料を持って最寄りの警察署 |
| 電子マネーで払った(買ったカードの番号を伝えた) | 電子マネーの管理会社に被害を連絡し、決済手続の停止を依頼して救済措置を相談する(警察庁) | 電子マネーの発行会社(管理会社)、警察署 |
| クレジットカードで払った | カード会社に連絡し、支払いの停止を依頼する(警察庁) | カード会社、警察署 |
| ネットバンキングで送金した・振り込んだ | 至急、振り込んだ先の銀行に連絡し、自分の口座がある銀行と警察にも知らせる(IPA) | 振り込んだ先の銀行、自分の銀行、警察 |
| PayPayで送った・払った | 取引履歴で知らない送金や決済を確かめ、送る・受け取るの取引ならアプリから報告する。身に覚えのない取引は補償の条件を確かめる(PayPay) | PayPayのアプリ、警察 |
何も入れずに電話で話しただけなら、「お使いのパソコンには何も影響はないと考えられます」とIPAは答えています。途中で切った場合も同じです。伝えたメールアドレスや電話番号にはセールスの連絡が来るかもしれませんが、着信拒否にして無視すればよく、番号やアドレスを変える必要もないと考えられます(IPA)。
偽の警告に出る番号には北米あての国際電話になるものがあり、電話をすると国際通話料金がかかる可能性があります(IPA)。
払った後に「返金のため」と住所を聞かれたり、契約の更新を求める電話が来たりした例もあります(IPA)。電話には出ず、電子マネーの発行会社やカード会社、銀行、警察への相談を続けてください。
後から「返金します」と連絡が来たときに確かめることは、「取り戻せる」と近づく相手と公的な手続きの違いにあります。
出典は偽のセキュリティ警告に表示された番号に電話をかけないで!(IPA)と、上の偽セキュリティ警告(サポート詐欺)対策特集ページ(IPA)、パソコンに偽のウイルス感染警告を表示させるサポート詐欺に注意(IPA)、サポート詐欺対策(警察庁)のページです。2026年10月15日に確認しました。
遠隔操作のアプリを入れた・操作させたとき
自分で触っていないのに画面が勝手に動いたら、遠隔操作されています(IPA)。警察庁の案内をもとに、次の順に進めます。手順5で初期化すると、保存していたデータは消えます(IPA)。
- すぐにネットワークを切ります。パソコンはWi-Fiをオフにするか、LANケーブルを抜くかルーターの電源を落とします。スマホは機内モードにします。アプリを消し終えるまでつなぎ直しません(IPA)
- ウイルス対策ソフトで検査します。Windowsなら「Windows セキュリティ」のフルスキャンです(Microsoft)
- アプリを消す前に、警告の画面や入れたアプリの名前を写真に撮っておきます。警察庁は偽の警告の画面や入れたソフトが分かる資料を残すよう案内しています(消す前に撮るのはこの記事の整理)
- 入れたアプリを削除します。WindowsキーとXキーを同時に押し、Windows 11は「インストールされているアプリ」、Windows 10は「アプリと機能」を開きます。一覧で入れたアプリを選び、「アンインストール」を押します(IPAの手順書)。一覧に出ない遠隔操作のアプリもあり、その場合は次の「システムの復元」に進みます(IPA)
- 可能であれば初期化します(警察庁)。Windowsは先に「システムの復元」を試し、できなければ初期化します(IPA)
- パスワードを変えます。先に変えるのは、遠隔操作の間に画面に出したり入力したりしたサービスです(この記事の整理)
iPhoneは、ホーム画面でアプリを長押しして「アプリを削除」をタップし、次の選択肢でも「アプリを削除」を選びます。iOS 27は最後に「削除」をタップして確定し、iOS 16はボタンの名前が「Appを削除」です。「ホーム画面から取り除く」ではiPhoneに残ります(Apple)。Androidは、Google Playストアの右上のプロフィールアイコンから「アプリとデバイスの管理」→「管理」と進み、アプリを選びます。続けて「アンインストール」を押します(Google。一部はAndroid 13以降の手順)。Macは、「アプリケーション」フォルダを調べ、あるはずのないアプリを削除できます(Apple)。
スマホの警告から入れたアプリが、週ごとや年ごとに料金がかかる定期購入になっていることもあります(IPA)。アプリを消しても定期購入は解約されません(IPA、Google)。AndroidはGoogle Playの定期購入の画面、iPhoneは「設定」→ユーザ名→「サブスクリプション」から解約します(Google、Apple)。
出典は遠隔操作ソフト(アプリ)を悪用される手口に気をつけて!(IPA)、意図せずにインストールしてしまったアプリをアンインストールする際の手順(IPA)、テクニカル サポート詐欺から身を守る(Microsoft)、Appleのユーザガイド「アプリをiPhoneから削除する」のiOS 16版・iOS 17版・iOS 18版・iOS 26版・iOS 27版、Android デバイスでアプリを削除する(Google)、Google Play での定期購入の解約、一時停止、変更(Google)、Appleのサブスクリプションを解約する(Apple)、Safariでポップアップ広告やポップアップウインドウをブロックする(Apple)と、上のパソコンに偽のウイルス感染警告を表示させるサポート詐欺に注意(IPA)、パソコンの画面全体に偽のメッセージが表示され操作不能になる手口が増加中(IPA)、スマートフォンの偽セキュリティ警告から自動継続課金アプリのインストールへ誘導する手口にあらためて注意!(IPA)、サポート詐欺対策(警察庁)のページです。2026年10月15日に確認しました。
電子マネーで払った・番号を伝えたとき
警察庁はこう言い切っています。
電話で電子マネーカードの話が出てきたら、絶対に詐欺です。
番号を伝えた後でも打てる手はあります。相手がまだ番号を使っていなければ、自分のアカウントにチャージして確保してください(国民生活センター、2022年)。払ったお金の回復は難しいことが多いものの、すでに使われていても、発行会社に伝えれば今後の悪用を防げることがあります。
発行会社の連絡先は、カードの券面か発行会社のウェブサイトに載っています(日本資金決済業協会)。買ったカードは捨てずに残してください(警察庁)。
出典は「サポート名目の詐欺」対策(警察庁)、そのセキュリティ警告画面・警告音は偽物です!「サポート詐欺」にご注意!!(国民生活センター)、商品券・プリカ・ネット上で使えるプリカのQ&Aコーナー(日本資金決済業協会)と、上のサポート詐欺対策(警察庁)のページです。2026年10月15日に確認しました。
カード・ネットバンキング・PayPayで払ったとき
クレジットカードで払ったら、カード会社に連絡して支払いの停止を依頼します(警察庁)。月ごとや年ごとに続く契約にされていると、決まった周期で決済されるおそれもあります(国民生活センター)。伝えた番号で知らない請求が出たときの補償の条件は、カード会社の会員規約で決まっています。補償されない条件は、12社の規約を比べた記事で確かめられます。
ネットバンキングで送金させられたら、至急、振り込んだ先の口座がある銀行に連絡します(IPA)。全国銀行協会によると、その銀行には「振り込め詐欺等の被害を受け、そちらの銀行(振り込み先の銀行)の口座に資金を振り込んだ」と伝えます。この連絡は振り込みを依頼した銀行ではなく、振り込んだ先の銀行にします。自分の口座がある銀行と警察には、これとは別に、送金させられたことを連絡します(IPA)。振り込んだ先の銀行の連絡先は、全国銀行協会のページに一覧があります。
送金の前でも、ネットバンキングにログインさせられたなら、パスワードを変え、身に覚えのない取引がないか確かめて銀行に相談します(IPA)。
PayPayなら、払った後に取り消せるかを先に確かめてください。送る・受け取るを使った取引は、過去90日以内ならアプリの[取引を報告する]から報告できます(PayPayヘルプ)。不審なアプリを入れたなら、[取引履歴]に身に覚えのない送金や決済がないかも確かめます。そうした取引があれば、補償制度のヘルプで条件を確かめ、当てはまるなら申請を検討するよう案内されています(PayPay)。申請は損害発生日から60日以内で、先に警察への被害の届出が要ります。自分で送る・受け取るを使った取引は補償の対象外です(PayPayヘルプ)。
出典は金融犯罪に遭った場合のご相談・連絡先(全国銀行協会)、不審なサイトやリンク先からのアプリのダウンロードにご注意ください(PayPay)、詐欺等の疑いがある送る・受け取るを利用した取引を報告したい(PayPayヘルプ)、不正利用に伴う補償申請について(PayPayヘルプ)と、上のサポート詐欺対策(警察庁)、パソコンに偽のウイルス感染警告を表示させるサポート詐欺に注意(IPA)、そのセキュリティ警告画面・警告音は偽物です!「サポート詐欺」にご注意!!(国民生活センター)のページです。2026年10月15日に確認しました。
偽の警告の相談は、2026年4〜6月にIPAへ1,428件
2026年4〜6月にIPAの情報セキュリティ安心相談窓口へ寄せられた「ウイルス検出の偽警告」の相談は1,428件で、前の四半期より約23.7%増えました。相談全体3,832件の37.3%に当たります。数えているのは個人からの相談で、IPAは2025年4月から企業や組織の相談を別の窓口で受けています。同じ数え方での推移は次のとおりです。
| 期間 | 「ウイルス検出の偽警告」の相談 |
|---|---|
| 2025年4〜6月 | 912件 |
| 2025年7〜9月 | 647件 |
| 2025年10〜12月 | 789件 |
| 2026年1〜3月 | 1,154件 |
| 2026年4〜6月 | 1,428件 |
2025年5月30日に警察庁が被疑者の検挙を発表した後、件数は一時減り、その後また増えています(IPA)。10月15日時点では、IPAの一覧の最新が2026年4〜6月分でした。
出典は情報セキュリティ安心相談窓口の相談状況[2026年第2四半期(4月~6月)](IPA)です。2026年10月15日に確認しました。
「Microsoftの表示なら本物」「再起動で遠隔操作のアプリも消える」は誤解です
誤解1「Microsoftのロゴがあるから、本物のサポート」
Microsoftのサポートページには次の一文があります。
Microsoft のエラー メッセージと警告メッセージに電話番号が記載されていることはありません。
偽の警告には、信じさせるために実在の企業のロゴなどが使われる場合があります(警察庁)。Microsoftは、ギフトカードなどでサポートの支払いを求めることもないとしています。
誤解2「再起動やウイルス対策ソフトで、遠隔操作のアプリも消える」
再起動しても入れたアプリは消えません(この記事の整理)。IPAも、遠隔操作ソフトは「確実にアンインストールしてください」と答えています。ウイルス対策ソフトの検査でも消えないと考えてください。公式に配られている遠隔操作のアプリは正規のソフトで、ウイルスのように駆除されることはないと考えられるためです(IPA)。
出典はテクニカル サポート詐欺から身を守る(Microsoft)、遠隔操作ソフト(アプリ)を悪用される手口に気をつけて!(IPA)と、上のサポート詐欺対策(警察庁)、偽のセキュリティ警告に表示された番号に電話をかけないで!(IPA)のページです。2026年10月15日に確認しました。
相談する前に、手元で確かめておくこと
相談の前に、端末の種類やOS、時系列を含めた具体的な出来事を整理しておいてください(IPA)。次のことを確かめておくと、窓口で話しやすくなります。
- 端末(パソコンかスマホか)とOS(Windows、Mac、iPhone、Android)
- 警告が出た・電話した・アプリを入れた・払った時刻と、払った金額
- 入れたアプリの名前。Windowsは「インストールされているアプリ」(Windows 10は「アプリと機能」)をインストールの日付順に並べると探しやすくなります
- カードの利用明細、銀行の入出金明細、PayPayの取引履歴に、知らない支払いがないか
偽の警告の画面や入れたソフトが分かる資料、カードで払った履歴、買った電子マネーのカードは、警察庁が保存を勧めているものです。警察署へはこれらを持って行きます。
出典は情報セキュリティ安心相談窓口(IPA)、サポート詐欺対策(警察庁)と、上の意図せずにインストールしてしまったアプリをアンインストールする際の手順(IPA)です。2026年10月15日に確認しました。
画面の相談はIPA、お金の相談は188と警察
番号と受付時間は各窓口の公式ページの記載です。
| 窓口 | 番号・受付 | 使う場面 |
|---|---|---|
| IPAの情報セキュリティ安心相談窓口 | 03-5978-7509。10時〜17時(土日祝日・年末年始を除く)。1回30分以内、相談は無料で通話料は自己負担 | 画面やアプリの消し方など、技術的な相談 |
| 消費者ホットライン | 188。近くの消費生活センターなどにつながる。土日祝日も原則毎日(施設点検日・年末年始を除く)。相談は無料で通話料は自己負担 | 払ったお金や契約の相談 |
| 警察相談専用電話 | #9110。平日8時30分〜17時15分が基本(都道府県警察で異なる) | 警察への相談 |
| 最寄りの警察署 | 事前に電話で、日時と持って行く資料を相談 | 被害の届け出 |
| 110番 | 緊急の通報 | 脅されているなど、今すぐ警察官に来てほしいとき |
IPAの窓口は、契約や支払い方法の相談を受けていません。お金のことは188か警察へ相談してください。IPAの電話の受付時間外は、選択肢から対処法を探すチャットボットが使えます。
#9110はダイヤル回線や一部のIP電話からは使えず、土日祝日と時間外は一部の県警を除き当直か音声案内です。警察署の一覧は、警察庁のサイバー事案の相談窓口のページにあります。
出典は情報セキュリティ安心相談窓口(IPA)、消費者ホットライン(消費者庁)、警察に対する相談は警察相談専用電話「#9110」番へ(政府広報オンライン)、サイバー事案に関する相談窓口(警察庁)と、上のサポート詐欺対策(警察庁)のページです。2026年10月15日に確認しました。
まとめ
- 電話番号が出るウイルスの警告は、偽物と考えてください。画面が出ただけなら閉じれば済みます
- 閉じ方は機種で違い、WindowsはEscキーの長押し、MacはSafariのウインドウかタブを閉じる(反応しなければ強制終了)、スマホはタブを閉じるのが基本
- 電話で話しただけなら、パソコンへの影響はないとIPAは見ています
- 遠隔操作のアプリを入れたら、まずネットワークを切断。検査と削除、可能なら初期化(保存していたデータは消えます)、パスワードの変更へ
- 払った後の連絡先は手段ごとに別々で、電子マネーは発行会社、カードはカード会社、振込は振り込んだ先の銀行と自分の銀行です。どの場合も警察に相談します
- 画面の相談はIPA(03-5978-7509)、お金の相談は188と#9110
この記事に書いた内容は、2026年10月15日に各公式ページで確認しました。
お金の話は、根拠のあいまいな情報がそのまま広がっていることがあります。このサイトでは、法律の条文や官庁・業界団体の資料まで戻って、確認した日付とあわせて書いています。実際に出回っている誤りを訂正した例も含め、ほかの調べ物は人に聞けないお金の質問にまとめました。
