「また月曜日か」と思うことが増えていませんか。
毎朝の満員電車でのストレス、キャリアの停滞に伴う不満、上司との難しい関係性などで今後のサラリーマン生活に疑問を感じるのは、あなた1人ではありません。
多くの人が、1度は仕事を辞めたいと思ったことはあるのではないでしょうか。
この記事では原因と仕事を辞める前に準備しておくことを紹介します。
辞めたい理由を理解した上で次にどの方向に進むべき道かをガイドしていきます。
あなたのキャリアの新たな道を、ここから始めましょう。
サラリーマンが辞めたい3つの理由
辞めたい理由は人によってさまざまあるでしょう。
この記事では筆者自身が経験した、辞めたいと感じた3つの理由を紹介し、それぞれ解説していきます。
同じ状況の方々は共感してもらえるかも知れません。
では見ていきましょう。
理由1 職場環境が合わない
職場環境が合わない理由も人それぞれあるでしょう。
個別にあげていくと多数出てきてしまいますが大体の理由はこれらのことが多いのではないでしょうか。
•会社方針が合わない
•上司や同僚との人間関係が合わない
•労働環境、時間が合わない
•通勤時間(満員電車)
筆者の私は上司の不合理な働き方や長時間労働に不満があり仕事に対するモチベーションが上がらず、度々辞めたいと感じていました。
理由2 給与面、キャリア面で不満
多くのサラリーマンが直面するのが、給与面やキャリアアップの問題ではないでしょうか。
•長時間労働なのに給料が市場平均より下回っている場合
•業績、会社貢献度が認められているのに昇進や昇給の機会が限られている場合
これらの理由により、多くのサラリーマンは将来の給料アップやキャリアアップの可能性の見込みが少ないと感じた時に、仕事を辞め、転職やフリーランスになりたいと思い始めるキッカケに繋がるでしょう。
理由3 自由に好きなことで働きたい
職場環境や給与面での不満から多くの人は、自分の時間と場所を選び、好きなことで働く自由を求めるようになります。
•好きな時間や場所で仕事をしたい
•満員電車に乗りたくない
•人間関係で悩みたくない
•自分で給料を決めたい
などが挙げられるでしょう。
これらの理由から、自由を求めるサラリーマンは従来の職場を離れ、自分自身でキャリアや給与をコントロールできる環境を求めるようになります。
このような変化は、今の現代社会では当たり前になってきており、組織で仕事をするより個人で仕事をする価値観と生活スタイルに変わってきているのもあるでしょう。
辞める前にやっておくべき3つの準備
準備1 家計見直し
まずは家計の見直しをすることをおすすめします。
具体的には月単位や年単位での家計を見直し、必要な生活費用を正確に計算してみましょう。
どこにどれぐらい使っているかを把握することが重要です。
例えば、食費や通信費などの固定費、余暇に使う変動費など各カテゴリーの支出を細かくチェックしてみましょう。
使いすぎている項目があれば見直すようにするといいでしょう。
月にいくらあれば必要最低限の生活ができるかを把握し、突然の収入減や働けなくなった場合のために、生活防衛資金を最低でも6ヶ月分、理想的には1年分の生活費を貯蓄することを目指しましょう。
これは万が一の事態に備えておくための資金であり、安心して転職活動を進めるための重要な基盤になります。
支出管理の項目内容
固定費 | 変動費 | |
毎月 | •住居費(家賃) •通信費(スマホ、ネット回線) •公共料金(光熱費など) •保険料(生命保険など) •サブスクサービス | •食費 •日用品費 •被服費 •娯楽費 |
上記以外 (2ヶ月に1回、年に1回など) | •税金(固定資産税) •年会費(クレカ、サブスク) •教育費(授業料) •車検料(持っている場合) •社会保険料(国民健康保険) | •旅行 •冠婚葬祭 •家電家具購入 ※予期せぬ出費が入ります。 |
家計見直しする方はこちらのアプリがおすすめです。
ZaimとマネーフォワードMEの違いは?人気家計簿アプリを徹底解説
筆者の私はマネーフォワードMEを使用して家計管理をしています。
マネーフォワードMEを使用することで収支の詳細を簡単に管理ができ、自分好みのカスタマイズも可能です。
また複数の銀行口座やクレジットカードを持つと管理が煩雑になるため、不要なものは解約し、管理する手間を減らすことがシンプルな財務管理に繋がります。
私自身も銀行口座を6つから2つに減らし、クレジットカードは4枚から2枚に減らしたことで、管理コストを減らし、お財布の中身の管理もスッキリしました。
理想は銀行口座を1つ、クレジットカードも1枚に絞るのがいいでしょう。
銀行口座はネット銀行系がおすすめです。
ネット銀行系を推奨するのは手数料の低さ、取引のしやすさ、そしてオンラインでの簡単な管理が可能であるためです。
おすすめは楽天銀行と楽天カードのコンビか、住信SBIネット銀行と三井住友NLカードのコンビです。
両方とも連携が簡単かつ管理や使い勝手がすごくいいからです。
楽天を使いこなしたい方はこちらもおすすめです。
楽天経済圏の始め方2023!効率よくポイントを貯めるコツを初心者向けに解説
準備2 副業活動
副業を選ぶ際には、自分の興味や将来のキャリア計画に合致する副業を選ぶことが重要です。
しかし、現段階で決まっていない場合はできそうな副業から始めてみましょう。
始めてすぐに収入増加に繋がりにくいですが、新しいスキルや経験を積むことで会社外の業務でお金を稼ぐ練習にはなるでしょう。
本業をやりながら副業をする場合は時間の捻出が大変ですが、軌道にのれば副業から本業にしていくことも可能です。
副業収入が家計見直しによって算出された生活費の8割以上に達した場合、自由な働き方ができるフリーランスとして独立することが現実的な選択肢になるでしょう。
副業を考えている方は以下の記事を参考にしてください。
初期費用なしで誰でも簡単に始められる副業5選|メリットとデメリットも解説
準備3 転職活動
まず働く環境を改善したい、収入面やキャリアアップをしたい方は会社を辞める前に
転職活動をしていきましょう。
転職活動においては転職エージェントを活用することをおすすめします。
転職エージェントはあなたのスキルや経験に基づいて、市場価値や自分では見落としがちなキャリアや価値を見つけ、ご自身に合う仕事を紹介してくれるかも知れません。
また、転職活動自体には大きなリスクもなく、今より条件のよい職場が見つかれば転職を検討すればいいでしょう。
転職を考えている方は以下の記事を参考にしてください。
転職を成功させる!おすすめ転職エージェントの特徴と向き合い方について
まとめ
結論として、サラリーマンを辞める前には、十分な準備と計画的な行動が重要になります。
私自身、サラリーマンを辞めて自由に働くことを常に志向しつつ、副業を通してリスクを管理しながらその夢に向かっています。
リスクを取ればすぐにでもフリーランスとしてやっていきたい気持ちもあります。
しかし、守らなければならない家族もあり、リスクを最小限にして将来、自分自身が求めている働き方にできるように行動しています。
どんな状況でも何事にも恐れずに挑戦し、行動していくことが新しいチャンスを捕まえる鍵になるでしょう。
行動によって新しいチャンスを切り開き、自分自身で望む時間と場所で働ける理想的な環境を実現していきましょう。
ライター名:副業リーマンライター はるぱぱ